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2015年11月2日月曜日

無料で使える日本郵便の年賀状作成ソフト


もう年賀はがきの発売が始まり、恒例の年末行事の一つに年賀状の準備があります。

去年まで私は市販ソフトを使って作成していましたが、今年Windous10にアップグレードしたことで年賀状ソフトも新しく買い換えようと思いましたが、日本郵便からフリーソフトが出ていることを知り、試しに使ってみました。

  • ソフトをダウンロードする

    郵便年賀.jpを検索すれば『はがきデザインキット2016』が紹介された画面があらわれます。


    ※はがきデザインキットは10月29日に2016にバージョンアップされ、干支「申」をモチーフにした年賀素材などが追加されています。以下説明図では2015で作成しています。


    このソフトをダウンロード及び使用するには『Adobe AIRランタイム』ソフトが必要となります。

    おそらく大半の方がパソコンにこのソフトが入っていないと思いますので、これを先にダウンロードする必要があります。

    このソフトも当サイトから入手できます。

    ダウンロード及びインストールも簡単で、ソフトを開いてみると下記のように直ぐに使えるような画面になります。


  • 早速ハガキ裏面を作成してみる

    使い方の説明が直ぐに検索できるアイコンが用意されていますが、写真の貼り付けや文字入力など直観的な操作で問題なく、使いやすさも問題ありません。

    とりあえず下記のように風景写真を読み込み、その上に文字を入力して一部写真と重ね合わせてレイアウトしてみました。


  • 毛筆体のフォントをインストールする

    但し、このソフトには市販されているソフトのように特殊なフォントなどが有りませんでした。
    従って表示できる文字が明朝体やゴシック体など限定されてしまいます。

    やはり年賀状には毛筆体が欲しいものです。

    そこで、従来使用していた年賀状ソフトのCDを取り出し、この中に収録されているフォントの内、毛筆体のみ指定してインストールを試みてみましたら、これも問題なくインストールすることができました。(上の写真は毛筆体を使用した時の写真です)

    もっと個性的なフォントを使用したい方はネット上に色々なフリーフォントがありますので、これを活用するのも良いと思います。

『はがきデザインキット』の宛先面を作成してみました。
  • 住所録データの引っ越し

    残念なことに、年賀状ソフトのデータはメーカー毎に異なり、同じメーカーでバージョンアップする場合には問題有りませんが、異なるメーカーの場合には一旦CSVファイルに変換する必要があります。

    でも心配いりません。殆どのメーカーのソフトには変換機能が付いていますので、データを別形式で保存(この場合はCSVファイルで保存)とすれば、これでCSVファイルが作れます。

    住所録データを引っ越すには、このCSVファイルを新しいソフトに住所録データに読み込めば完了です。

    但し、読み込むデータの項目名がソフトによって異なる場合がありますので、どの項目として割り当てるか画面指示を見ながら割り振るようにします。(この割り振りはちょっと面倒です)

    また、このソフトは下記のような項目しか表示されていません。表示項目が設定できれば便利ですがその機能は有りませんでした。

    家族の連名の項目が表示されていないので心配になりましたが、このデータも保存されており、当然ですが家族名を連名で印刷されます。(宛名面の印刷でレイアウトが表示され確認できます)

  • 差出人の登録を行う

    差出人登録で複数人の登録ができますので、家族全員の名前を登録しておけば、それぞれ各人毎の年賀状に適用できます。
  • 宛名面のレイアウト確認を行う。

    登録した住所データがどのように印字されるか確認してみた。

    市販ソフトでは文字数の多い住所は切りの良い場所で自動的に改行してくれますが、このソフトは文字が縮小され無理やり1行で表示されました。


  • 先に行った住所登録の中の項目名が県名、市町村名、番地、建物名に分かれており、私の場合はこのように分割するのが面倒なので全て市町村名に入れたためのようです。そこで、マンション名を建物名にカット&ペーストして対処することで面倒な作業を軽減させました。

    また、家族名の連名が多くなると、これも文字が縮小されてしまいます。

    実際に印刷する時にそれぞれレイアウト設定を変えてするのも面倒です。

    これもレイアウト画面で、名前の枠を左右にドラッグしながら住所と差出人の両領域までいっぱいに広げることで、これも解決しました。


今までの住所録データを利用するにはちょっと面倒な作業が必要となりますが、これでこのソフトでも使えることが判りました。

それでは皆さんも年賀状を買って早めに準備しましょう。

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